ハイロックスとは?
HYROXは、持久力とファンクショナルフィットネスを組み合わせた、世界規模のフィットネスレースです。8本の1kmランと、各ランの後に行う8つのワークアウトステーションで構成されています。
2017年にドイツ・ハンブルクで始まったHYROXは、現在では30カ国以上で開催され、世界中のコミュニティに支えられるフィットネススポーツへと成長しました。明確で統一されたレースフォーマットにより、さまざまなバックグラウンドを持つ人が、それぞれのスタイルで挑戦できることもHYROXの魅力です。
HYROXは、PUMAが大切にしている価値観とも深く結びついています。「自分らしく動けば、自信は自然と育つ」。PUMAはグローバルスポンサーとして、その理念を体現するギアを通じて、レースに必要な持久力とさまざまな動きをサポートします。
ここでは、HYROXのルールや種目、カテゴリー、そして世界中のアスリートを魅了する理由をご紹介します。
HYROXのルール
HYROXの基本は、シンプルで分かりやすい「ランニング+ファンクショナルトレーニング」を組み合わせたワークアウトです。
1kmを走った後にワークアウトステーションへ移動し、これを8回繰り返します。ランニングを挟むことで、ハードなワークアウトの合間にもペースを整えながら、最後まで集中して取り組める構成になっています。
ここからは、8つのHYROXレースステーションと、それぞれの内容をご紹介します。
1. スキーエルゴ – 1km
最初のステーションはスキーエルゴ。左右のハンドルを引き下げながら、合計1,000mを漕ぎます。広背筋や上腕三頭筋、背中、体幹、ヒップなど、全身を使う動きです。リズムと呼吸を意識し、脚でしっかりと身体を安定させながら引くことがポイントです。
2. スレッドプッシュ – 50メートル
重りを載せたスレッドを50m押し進めます。特にカーペットの摩擦が大きく、脚力と体幹の安定性が試されるステーションです。小刻みで力強いステップを意識し、スレッドを止めずに進めることがポイントです。
3. スレッドプル – 50m
ロープを手繰り寄せながら、スレッドを50m引きます。背中の筋力や握力、全身の連動性が求められます。足をしっかりと固定し、身体を少し後ろに傾けながら、引く動作に合わせて息を吐くことで、動きをコントロールしやすくなります。
4. バーピーブロードジャンプ – 80m
バーピーと前方へのジャンプを繰り返しながら、80mを進みます。全身を使うため、心拍数が一気に上がる種目として知られています。大きく跳びすぎず、安定した着地を意識することで、後半のステーションに向けて体力を温存できます。
5. ローイング – 1k
全身を使って1,000mを漕ぐローイング。脚、ヒップ、腕の順に動きをつなげながら、一定のペースを保つことがポイントです。安定したリズムを意識することで、動きをコントロールしやすくなります。
6. ファーマーズキャリー – 200m
両手にケトルベルを持ち、200mを歩きます。握力と体幹に負荷がかかる、シンプルながらもタフな種目です。肩の力を抜き、小さく安定した歩幅で進むことを意識すると、動きを維持しやすくなります。日頃からウェイトを持って歩く練習も効果的です。
7. サンドバッグランジ – 100m
サンドバッグを背負い、ランジを繰り返しながら100m進みます。脚と体幹の筋持久力が求められるステーションです。多くの人が、無理にスピードを上げず「ゆっくり、確実に進む」ことを意識しています。
8. ウォールボール – 100回
最後のステーションは、100回のウォールボール。スクワットからボールを頭上へ投げる動作を繰り返します。ボールを身体の近くで扱い、リバウンドを次のスクワットにつなげることで、効率よく動くことができます。回数を小分けにして進めることで負荷をコントロールしやすくなり、最後のゴールに向けて力を残すことができます。
レースカテゴリ―(部門)
HYROXでは、さまざまなレベルの人が楽しめるよう、複数のカテゴリーが用意されています。一人で挑戦するか、仲間と分担するか。それぞれに合ったスタイルでレースに参加できます。
シングル(個人)
8kmのランニングと8つのステーションを、すべて一人でこなす基本のレース形式です。
オープンシングル
標準ウェイトで行う、最も一般的なカテゴリー。初めて挑戦する人や、標準的な負荷でレースに臨みたい人におすすめです。
プロシングル
より重いウェイトを使用し、一部の基準も厳しく設定された上級者向けのカテゴリー。主要大会への予選にもつながります。
ダブルス(ペア)
2人でランニングを行い、ステーションは自由に分担します。友人やパートナーと一緒に参加したい人に人気のカテゴリーです。
リレー(4人リレー)
4人でランニングとステーションを分担します。1人あたり2回のランニングと2つのステーションを担当するのが目安で、チームで参加しやすい形式です。
年齢区分
レース当日の年齢、またはチームの平均年齢によってカテゴリーが分けられます。
エリート15
世界中のProカテゴリー上位15名(男女)が出場する、招待制のトップクラスカテゴリー。主要大会と世界選手権で実施されます。
アダプティブ部門
障害のあるアスリートを対象としたカテゴリー。距離や基準などを調整しながら、HYROXの基本的な構造を維持した形で実施されます。
HYROX vs 他のフィットネスレース
世界共通のフォーマットを採用しているHYROXは、開催場所によって内容が変わる多くの競技とは異なり、明確で公平なチャレンジとして人気を集めています。PUMAが大切にする「自信」「挑戦」「オープン」という価値観とも深くつながっています。
環境
- HYROX: 室内アリーナ
- DEKA FIT: 室内(ジム/アリーナ)
- Spartan Race: 屋外トレイル
- Tough Mudder: 屋外障害物コース
- CrossFit(Games): 屋内+一部屋外
構成
- HYROX: 1kmラン×8本+8つの固定ステーション
- DEKA FIT: 10ゾーン+500mラン(合計5km)
- Spartan Race: 距離+20〜30以上の障害物
- Tough Mudder: 距離+12〜30以上の障害物/時間制ラップ
- CrossFit(Games): 数日間にわたる複数のサプライズイベント
ルールの一貫性
- HYROX: 世界共通のコース
- DEKA FIT: 同じゾーン構成だが複数形式あり
- Spartan Race: 会場によって異なる
- Tough Mudder: 会場によって異なる
- CrossFit(Games): 年ごとにワークアウトが変わる
所要時間(ノンエリート)
- HYROX: 約60〜90分以上
- DEKA FIT: 約35〜60分(FIT)/15〜30分(STRONG)
- Spartan Race: 距離によって30分〜数時間
- Tough Mudder: 1〜8時間以上(エンデュランスは12〜24時間)
- CrossFit(Games): 数日間、各イベントは5〜30分
求められるスキル
- HYROX: ランの持久力+機能的な筋力
- DEKA FIT: 機能的筋力+短距離ラン
- Spartan Race: トレイルラン、障害物、握力
- Tough Mudder: チームワーク、粘り強さ、障害物対応
- CrossFit(Games): 幅広い筋力・スキル・持久力
参加の始め方
- イベントを探す
HYROXのレースカレンダーから、開催日程や地域を選びます。 - ディビジョンを選択
ソロ、ペア、チームなど、自分に合ったカテゴリーを選びます。初めて参加する場合は、Openがおすすめです。 - 基礎準備をつくる
ランニングとシンプルなファンクショナルトレーニングを組み合わせ、レースの流れに慣れていきます。 - エントリーして当日へ
HYROXは、経験レベルを問わず挑戦できるレースです。PUMAも、HYROXへの挑戦をサポートします。
PUMAとHYROXがマッチする理由
トータルボディの挑戦に、トータルボディのギア
HYROXでは、さまざまな方向への動きや全身を使った動作が求められます。こうした競技特性は、PUMAのパフォーマンスギアが目指す設計思想とも自然につながっています。
自然体のパフォーマンスへ
無理にペースを上げるのではなく、自分のリズムを保ちながら進むことが重要です。PUMAのギアは、そんな自然な動きをサポートします。
勇気のある動きを後押しする
PUMAは、勇気を持って一歩を踏み出す人を常に応援してきました。HYROXが生み出すポジティブなエネルギーも、PUMAが大切にする精神と重なります。
誰にでも開かれた競技
初心者から上級者まで、同じコースに挑戦できることもHYROXの魅力です。PUMAは、誰もが挑戦できるオープンな価値を支持しています。
HYROXトレーニングのコツ
・動きを組み合わせる(ランニング+シンプルなストレングストレーニング)
・トランジションを練習する(ランニング後、すぐに次の種目へ移る)
・ペース配分を意識する
・自分に合ったギアを選ぶ(PUMA x HYROX コレクションなど)
・マインドセットを整える(落ち着いた呼吸と、ステーションごとの集中を意識する)
Q&A: HYROXについてよくある質問
Q: HYROXはどんな人に向いていますか?
A: HYROXは、明確で構造化されたチャレンジに取り組みたい人なら誰でも参加できます。初めて挑戦する人から、経験豊富なアスリートまで、さまざまなトレーニング経験を持つ人が参加しています。
Q: HYROXに挑戦する前には、どんなトレーニングが必要ですか?
A: ランニングと機能的な筋力トレーニングを組み合わせることが効果的です。一定のペースで走るランニング、ローイング、スレッド系の動き、キャリー、ランジ、スクワット、シンプルな自重トレーニングなどが基礎づくりに役立ちます。
ランニングの直後に筋力トレーニングを行うなど、短いコンビネーションを取り入れることで、レース当日の「走る → ステーションへ」という流れにも慣れやすくなります。
Q: なぜPUMAはHYROXと相性がいいのですか?
A: PUMAは、自然で多様な動きをサポートするギアを設計しています。HYROXはランニングとさまざまなステーションを繰り返す競技であり、そのバランスはPUMAのパフォーマンスデザインの考え方ともよくマッチしています。
Q: HYROXのイベントでは、どのようにペース配分すべきですか?
A: まずは落ち着いてスタートし、呼吸を整えながら、無理なく維持できるリズムを保つことが大切です。ステーションに備えて体力を残し、疲労を感じてきてもリラックスして動くことを意識しましょう。
Q: HYROXを攻略するには、どんなマインドセットが必要ですか?
A: 冷静さと勇気を持って取り組むことが大切です。ひとつひとつのステーションに集中し、これまでの準備を信じて進みましょう。周囲からのポジティブなエネルギーも力に変えながら、自分のペースで取り組むことが、安定したパフォーマンスにつながります。